データライブが提供する第三者保守

第三者保守サービスは、メーカーや導入ベンダーを問わず単一の障害コール窓口で対応できるため、故障時の処理がシンプルかつ迅速に行えます。またストレージ、ネットワーク、サーバの各機器の保守延長により、ITシステム全体の寿命を延ばし、ライフサイクルの最適化を実現します。
データライブの第三者保守サービスでは、専業体制に基づく保守障害対応・部材準備対応に関する品質管理を設定し、実施しております。生産終了後のパーツ備蓄・調達と品質検査体制で十分な在庫を確保し、長期保守期間中のパーツ不足リスクを大幅に抑制しております。 サービスは保守をご希望のITハードウェアを単位として、機種と台数、設置場所、保守サービス採用と条件、保守期間に応じて、法人名義でご利用いただけます。

サービスの対象

メーカー保守終了を迎えるストレージ、ネットワーク、サーバの各機器の保守期間を延長致します。

  • ストレージEOL延長保守
    (ハードウェア)

    EOLを迎えるNetApp、EMC、BROCADE、Fujitsu、NEC、HITACHI、IBM、HPEなどのストレージ製品に対して、保守サービスを提供します。SANスイッチやストレージコントローラー、メモリ、バッテリー、電源ユニット、LTOテープドライブ等のパーツを多数取り揃えて修理に備えており、バックアップ環境、データ基盤、災害対策環境等の長期利用を支えます。

  • ネットワーク機器EOL延長保守
    (ハードウェア)

    EOLを迎える、CISCO、Juniper、BROCADE、F5 BIG-IP、YAMAHA、Fujitsu、NEC、HITACHI、HPE、DELLなどのネットワーク製品に対して、保守サービスを提供します。スイッチ(L2・L3)、ルーター(VPN・統合)、ファイアウォール、ロードバランサなど、ネットワーク機器本体やモジュール交換に備えており、既存のIP通信設備の長期利用を支えます。

  • サーバEOSL延長保守
    (ハードウェア)

    EOSLを迎えるFujitsu、NEC、HITACHI、IBM、HPE、DELLなどのサーバ製品に対して、保守サービスを提供します。1Uサーバからラック型のエンタープライズサーバまで、部品型番に適合するHDD、メモリ、RAID、NIC、HBA(host bus adapter)、電源ユニット等のパーツを多数取り揃えて修理に備えており、システムの長期利用を支えます。

第三者保守サービスの活用シーン

IT基盤に第三者保守を選択するシーンはどのようなものがあるのか?典型的な3つのケースをご紹介。

  • 基盤更改・機器交換まで保守延長

    予期しないメーカー保守サービスの終了や、前任者引継ぎのタイミングでうっかり未加入の機器が発覚し、急な対処が必要なケース。
    保守再加入にさかのぼりの追加コストや、メーカー保守延長が困難な場合、第三者保守で故障や障害に備えることができます。

  • 終息決定まで長期保守

    システム更改や機器入れ替えの優先順位が低いが、業務上重要な機能を果たしており維持継続するシステムに第三者保守を活用するケース。ミドルウェアやプログラム言語のバージョン互換性等で簡単に移行できないケースにも。終息決定まで保守期間を延長することができます。

  • ITライフサイクルの最適化

    ITシステム基盤やIP通信設備の投資計画に、第三者保守の活用をあらかじめ織り込んで、メーカー保守期間を延長し長期の利用期間を計画するケース。
    第三者保守でメーカー保守期限の制約を回避できるようになり、同期間中のIT機器入れ替え回数を減らすことができます。

サービスレベル

対応時間などシステムに応じてお選びいただけます。オンサイト保守だけでなく、パーツ保守(先出しセンドバック保守)も。

保守レベル・種類オンサイト保守
24時間365日
オンサイト保守
平日9-17時
オンサイト保守
平日9-17時
翌営業日対応
パーツ保守
平日9-17時
コール窓口受付時間24時間365日
24時間365日
(※1)
24時間365日
(※1)
24時間365日
(※1)
障害切り分け24時間365日平日 9:00~17:00
(※2)
翌営業日以降
9:00~17:00
(※2)
オンサイト作業24時間365日平日 9:00~17:00
(※2)
翌営業日以降
9:00~17:00
(※2)
平日 9:00~17:00
(※2)

(※1)平日9~17時レベルでも、24時間365日でコールを受付します。
(※2)土・日・祝日及び当社の定める休日を除く。
(お客様の状況に応じて、作業日を翌営業日以降に設定することも可能です。)

各種オプション

IT基盤やIP通信設備の運用SLAに応じて、交換パーツ配備、セキュリティ、予防保全など
サービス内容をグレードアップするオプションを追加いただけます。

  • サイトスペア
    オプション

    お客様ご自身で保守部材を管理・保管いただけます。機器設置場所など保管場所を指定でき、障害発生時の配送待ち時間を短縮できます。再交換パーツの補充は、パーツ消費後、一定のリードタイムで行われます。

  • 専用部材化
    オプション

    お客様専用に契約期間内で必要とされる保守部材の数量を予め合意し、準備します。(例)ネットワーク機器 あらかじめお客様からご提供いただいた組み込み。ソフトウェア(ファームウェア)のバージョンを合わせた機器を準備致します。

  • 破砕証明書/データ消去
    証明書発行オプション

    HDD、SSD等を交換終了後に当社にて破砕・データを消去し、破砕証明書やデータ消去証明書をご提出致します。

  • 記憶媒体返却不要
    オプション

    データが残存する交換後のHDD、SSD等を持ち帰ることなく、お客様にお渡しします。フィールドエンジニアは作業後、故障部品を管理エリアから持ち出し致しません。

ご利用の流れ

EOSL延長保守サービスのお問合せからサービスご利用開始までの流れです。
詳しい内容については、お問合せまたは保守サービスご利用ガイドをご確認下さい。

よくある質問

第三者保守サービスとは?

第三者保守サービス(サードパーティーメンテナンス)とは、メーカーに依存しない独立系企業が提供する保守サービスを指します。メーカー保守が終了した後でも保守延長を可能とし、ITシステムのライフサイクルを最適化する有効な手段です。こうしたサービスはIT基盤をコスト効率よく長期活用したい多くの企業や団体から注目されています。

データライブにおける第三者保守の事例や実績を教えて下さい。

全国の部門サーバ、スイッチ1台からIT基盤、IP通信設備を構成するサーバ、ストレージ、ネットワーク機器に対して多数の実績がございます。具体的な各メーカー製品や採用背景など詳しくは、第三者保守 事例集をご参照下さい。

データライブが提供する第三者保守の利用方法を教えて下さい。

第三者保守・EOSL延長保守サービスは、保守をご希望のIT機器ハードウェアを単位として、機種と台数、設置場所、保守サービス内容と条件、保守期間に応じて、法人名義でご利用いただけます。詳しいご利用の流れやお手続きは保守サービスご利用ガイドをご参照下さい。

データライブが提供する第三者保守の特徴や内容を教えて下さい。

主要メーカー製品に対して、EOSLメーカー保守終了後も保守延長いただけるサービスです。保守レベルやサービス範囲については「サービス内容」ページをご参照下さい。サービス内容や対応可否などご不明点があれば、お気軽にお問合せフォームまたはお電話にてご連絡下さい。弊社担当よりご説明を致します。

保守延長できるメーカーと製品を教えて下さい。

国内で流通する各メーカー製ストレージ・ネットワーク・サーバの各機器に対し、各種シリーズと世代を幅広くカバー致します。個別の機器対応状況は、お見積依頼よりご確認いただくか、お問合せフォームよりお問い合わせ下さい。